持続化補助金等(コロナ特別対応型)の強化内容について

 札幌市で起業・開業されている小規模事業者・小規模法人のために、補助金・助成金に強い税理士を目指している関口です。政府による新型コロナウイルス感染症の対策内容が目まぐるしく変化しています。今回は2020年5月22日に発表された補助率の引き上げと事業再開枠について、日本商工会議所の事務局に確認したのでその内容をフィードバックいたします。

2020年6月8日追記:小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型については、北海道・札幌市でも支援金(それぞれ補助率1/12)を出すことが決定しています。補助事業終了後にそれぞれ申請しましょう。

特別枠の補助率の引き上げ

 コロナ特別対応型では申請時に3つの特別枠から対策内容を1つ選びます。2020年5月22日の発表内容により、そのうち、「類型B 非対面型ビジネスモデルへの転換」「類型C テレワーク環境の整備」の補助率が2/3から3/4へ引き上げられました。
 よって、補助事業に沿った125万円の投資をした場合、937,500円の補助金を受けられるようになります。
※「類型A サプライチェーンの毀損への対応」については補助率が2/3のままです。

2020年5月15日の1次公募で採択された場合はどうなるのか

 1次公募で既に採択されている場合も、条件に該当すれば補助率は3/4になることを事務局に確認しました。また、その際に変更承認申請書等を申請する必要があるのかも質問したのですが、現段階では事務局でもわからないとのことでした。採択者には後日連絡(恐らく文書)がいくとのことです。

事業再開枠について

持続化補助金・ものづくり補助金の採択者が行うガイドライン等に沿った感染防止対策の投資について、別枠で定額補助(=10/10の補助率)・補助上限50万円の補助が決まりました。持続化補助金コロナ特別対応型であれば、補助事業の100万円に上乗せで最大50万円の補助金を受け取ることができるようになります。
※事業再開枠が補助事業の100万円の範囲内での支給なのか、別枠なのかを事務局に電話確認したところ、別枠との回答でした。申請の手引きでは解釈が難しいです。

具体的にどんな費用が対象なのか

5月14日以降に発生した下記費用となります。

  • 消毒費用
  • マスク費用
  • 清掃費用
  • 手袋、石鹸、洗浄剤が対象となります。

  • 飛沫対策費用
  • 飛沫対策のためのアクリル板などが対象となります。

  • 換気費用
  • 空気清浄機、換気扇などが対象となります。

  • その他の衛生管理費用
  • 従業員の検査のための体温計が対象となります。

  • PR費用

 
事業再開後の感染予防策として非常に使い勝手がよさそうです。事業再開枠のための申請はできないため、あくまでも補助事業のサポート的なイメージです。