札幌の起業・開業支援に特化している税理士が、行政機関等を上手に活用して起業をコスパ良く行う方法をご紹介いたします。
創業時の資金繰りの厳しい時期を少しでも有利に進められるよう、ご活用いただければと思います。特に、固定費となる事務所費用の軽減、会社設立の登録免許税の軽減(+創業融資の金利優遇措置)、創業補助金は要チェックです。

事務所:札幌市による起業家支援施設を利用する

札幌市が起業家支援のためにリーズナブルな賃料で提供しているレンタルオフィス「スタートアップ・プロジェクトルーム」が産業振興センター@東札幌駅にあります。

入居可能期間が原則3年間(特例5年間)と区切られてしまうのがデメリットではありますが、10㎡の個室が23,000円/月、27㎡の個室が62,100円/月など格安で使用できるのがメリットです。 また、起業間もない方々と交流できるのも強みです。 事務所をご検討の起業家はご検討ください。

※情報漏洩等のリスクが少ない業種であれば、占有スペースを放棄したコワーキングスペースでの起業も選択肢の一つとなります。占有スペースが必要な業種でも、個室型のレンタルオフィスなら安心で、例えば「センターオフィス札幌」は全室個室型・会議室の無料利用可能・バスセンター前駅徒歩数分の好条件で使用することができます。

勉強:札幌市の高コスパなセミナーに参加する

札幌でも様々な創業セミナーが実施されています。中でも、さっぽろ産業振興財団主催の「創業塾」・「さっぽろ起業道場」はコストパフォーマンスに優れたセミナーだと思います。

創業塾

創業塾では札幌で創業を検討されている方向けに5回のテーマ別セミナーを実施しています。 各回、独立した内容なので、興味のあるテーマのみ選んで受講できます。 事業計画書の作成方法や売上拡大のためのマーケティングは起業する全ての人に適したテーマになっています。

さっぽろ起業道場

さっぽろ起業道場は、全6回のセミナーを1日2回ずつ全3日間でご受講いただきます。 最終回はご自身が作成した事業計画書を元に事業プランの発表、中小企業診断士のアドバイスや同じ受講者との意見交換が実施されます。 ホームページやSNSの活用方法などのテーマもあり、実用的です。

札幌で会社設立の費用(+創業融資の金利)を安くする

通常株式会社を設立する場合、登録免許税が15万円(資本金2140万円未満)発生します。 札幌市で会社設立予定の方であれば、「さっぽろ創業支援プラザ」で証明書を発行してもらうことにより、登録免許税の減額(15万円⇒7.5万円)を受けることができます。 さらに、こちらの証明書があれば日本政策金融公庫の創業融資に係る貸付利率を引き下げることもできます。創業アドバイザーに無料で事業計画書の作成等の支援を受けられるのも嬉しいポイントです。

「さっぽろ創業支援プラザ」で1か月にわたり継続的に4回以上相談を受ける必要があるので時間はかかりますが、資金繰りが厳しい創業時のキャッシュフローを高めるためにご活用を検討してみてください。

なお、起業時に個人事業主で始めるか会社設立するかについては、「会社設立をするか、個人事業主でいくか、メリット・デメリットを検証」をご参照ください。 開業・起業に特化した税理士による無料相談も可能ですので、ご興味ある方は「お問合せフォーム」よりご連絡下さい。

札幌市・北海道による創業補助金を受ける

札幌市・北海道等で定期的に創業補助金の応募があります。 創業時に必要な経費の一定割合の補助金が受け取れるのは嬉しいですね。 ただ、募集期間が短いのでネックですので、起業を検討されている方は小まめにチェックしましょう。

創業補助金に対して持続化補助金は非常に使い勝手のいい補助金となっていますので、気になる方は「創業補助金・助成金」ページもご参照ください。

まとめ

今回は札幌で起業する方向けにお得な情報をご紹介いたしました。
特に起業家支援施設や創業セミナーは、孤独になりがちな起業家にとって、起業仲間を作ることもできる内容になっているので是非積極的にご活用下さい。