札幌市で開業、起業している小規模事業者・小規模法人向けの記事となります。中間納付、確定納付又は住民税(特別徴収分)のためにわざわざ金融機関へ支払い手続きにいくのは面倒ではありませんか?小規模経営者にとって、時間は最も大切にしなければならないものです。今回はそんな経営者のために法人市民税・法人道民税のダイレクト納付(=オンライン上で納付可能)についてご説明します。

ダイレクト納付とは

 ご存じの通り、法人税・消費税・源泉所得税はオンライン上でクレジット納付等の手続きをとることができます。(もしご存じない場合は「源泉所得税納付の効率化」をご参照ください。)しかし、2020年7月3日時点で法人市民税・法人道民税はオンライン上でクレジット納付することができません。ただ、それでもわざわざ金融機関に出向き納付手続きを取る必要はありません。地方税であっても2019年10月1日以降はダイレクト納付が可能となったからです。
 ダイレクト納付とは、申告書等の提出後に納税者自身の口座から指定した日付で口座引落ができるシステムのことです。インターネットバンキングを利用した納税方法ですと手数料が取られてしまう一方で、ダイレクト納付であれば手数料が発生しません。利用しない理由がないので、積極的に使いましょう。

ダイレクト納付の事前準備

ダイレクト納付をするためには事前に準備が必要です。2~3週間かかるため、余裕を持って準備しましょう。

金融機関へ書類の提出

 事前に金融機関へ書類を提出する必要があります。現状イマイチなのが、書類の提出が郵送しかできない点です。早くオンラインで完結してほしいものです。
 必要書類はeLTaxのページで作成することができます。WEB版でもデスクトップ版でも大丈夫ですが、WEB版のほうが端末を選ばないのでお勧めです。下記手順で必要事項を埋めていきます。

 必要事項を入力後、印刷された書類を印刷された宛先へ送ればOKです。

提出先・手続きの編集

eltaxの利用者IDを申請する際(eltaxの利用開始届時)に「法人道民税」「法人市民税」「住民税(特徴)」を選択していれば改めて設定する必要はありませんが、追加で編集したい場合は提出先・手続きの編集を行う必要があります。残念ながらこちらの手続きはWeb版ではできません。デスクトップ版を使用しましょう。手順は下記のとおりです。

上記3つが選択できればOKです。

ダイレクト納付の手順

事前準備ができていればダイレクト納付が可能となります。下記手順となります。

下記画面でダイレクト納付しようとしている対象ごとにこれから支払う税金を事前に送信します。(次のステップへ進むためにタイムラグがある場合があります。感覚的にですが、10分以上必要な場合もあります。)

その後、下記画面からダイレクト納付方式を選択し、納税する流れになります。

 オンライン上での操作が最初は慣れないかもしれませんが、金融機関窓口へ行くのに比べれば大分楽になります。是非チャレンジしてみてください。