札幌の税理士から札幌の小規模法人・小規模事業者向けの記事となります。 札幌市による新型コロナ感染症への対策としての中小企業のテレワーク導入を支援するための補助金のご紹介です。 サーバー費用等のみではなく、従業員用のパソコン等の機器購入費用も補助対象となるため、該当する事業者へ申請を検討されるといいと思います。
補助金について
補助金の概要
- 補助率:3/4
- 補助上限額:60万円(対象経費80万円)
- 補助上限額:15万円
補助対象経費
- 事業所に設置するテレワーク用ネットワーク構築のための機器の購入費用
- 事業所に設置する在宅勤務等の実施者との会議用機器の購入費用
- 在宅勤務等の実施者が使用する機器の購入費用等
(従業員1人当たりの上限額あるがパソコン購入もOK)
札幌市によるテレワークの定義
「テレワークを行うための情報通信技術」をつかって本拠地のオフィスから離れて仕事をすること、としています。
「情報通信技術」の具体例として下記が挙げられています
- テータ管理の環境構築(リモートデスクトップ方式による接続、クラウドストレージの活用等)
- 勤怠管理システム・アプリケーション
- Web会議等のコミュニケーションツール
対象事業者の注意点
雇用保険に加入する労働者等が在籍している必要があり、親族のみの家族経営者には適用されません。
申請期間
令和3年8月30日から9月30日
補助対象経費
- 労務管理制度の見直しに係る費用(就業規則の変更・勤怠管理ソフトの導入等)
- 事業所の設備購入費用(UTM、サーバー等)
- テレワーク対象者の設備購入費用(パソコン・モニタ・web会議用のマイク・照明・スピーカー等)
パソコン・モニタ等の汎用品が補助対象経費となることは珍しいため、要件に該当する場合は重宝できそうです。
詳細は札幌市HPの「令和3年度新型コロナウイルス感染症対策テレワーク導入補助金」をご覧頂ければと思います。