経理担当者がいない会社の最適解
「毎月の領収書の山を見るだけで頭が痛い」
「会社を設立したばかりで、まだ経理専門のスタッフを雇う余裕がない」
「個人事業主から法人成り(法人化)したけれど、バックオフィス業務が想像以上に煩雑で本業に集中できない」
経営者や起業家にとって、最も貴重な資源は「時間」です。しかし、会社設立直後や、少人数で運営している企業において、多くの社長が「経理業務」という見えない重労働に時間を奪われています。
「経理担当者がいない」という状況は、単に事務作業が滞るだけではありません。数字の把握が遅れることで、迅速な経営判断ができなくなったり、本来受けられるはずの「節税」のチャンスを逃してしまったり、最悪の場合は税務調査で大きなペナルティを受けるリスクすら孕んでいます。
特に、ここ北海道・札幌市に拠点を置く企業であれば、冬場の物流や地域特有の季節変動など、独自のスピード感を持った経営判断が求められるシーンも多いでしょう。
経理担当者がいない中小企業やスタートアップ企業にとって、最も効率的で、コストパフォーマンスに優れ、かつ経営を盤石にするための「最適解」とは何なのか。本記事では、クラウド会計ソフトの活用や専門家への外注を含め、具体例を交えながらその全貌を解説します。
もし、今すぐ経理の自動化や会社設立後の税務サポートについてプロに相談したい方は、まずは当事務所のトップページ、札幌の起業・会社設立・顧問税理士|関口達也税理士事務所 をご覧ください。
1. なぜ「経理担当者の採用」は最適解ではないのか?
経理が回らなくなってくると、多くの経営者はまず「パートや正社員で経理スタッフを雇おうか」と考えます。しかし、結論から申し上げると、小規模企業や設立間もない法人にとって、経理担当者の採用は必ずしも最適解とは言えません。それには3つの高いハードルがあるからです。
① 札幌圏における慢性的な人材不足と採用コスト
現在、札幌市内および近郊(北広島市や江別市、千歳市など)でも、バックオフィス人材の採用市場は非常に逼迫しています。特に、簿記の知識があり、実務経験が豊富な経理人材を募集しても、なかなか応募が集まりません。求人広告を出すだけでも数十万円のコストがかかり、採用できたとしても、毎月15万〜25万円以上の人件費(固定費)が発生し続けます。
② 退職リスクと業務の「ブラックボックス化」
せっかく費用と時間をかけて採用・教育した経理担当者が、突然退職してしまうリスクは常にあります。「社内で経理の仕組みがその人しか分からない状態(ブラックボックス化)」になっていた場合、辞められた瞬間に会社の入出金や給与計算、税務処理がすべてストップしてしまいます。
③ 「社内経理」にありがちなアナログ作業の手間
従来の一般的な経理のやり方では、紙の領収書を1枚ずつノートに貼り付け、会計ソフトに手入力していくという膨大な時間がかかります。経理スタッフを雇ったとしても、そのスタッフがアナログな作業に追われているだけでは、経営に役立つリアルタイムな財務データは上がってきません。
2. 経理不在の会社を救う「クラウド会計」というイノベーション
経理スタッフを雇わずに、社長の作業時間を「ほぼゼロ」にするための強力な武器。それが、「freee(フリー)」や「マネーフォワード クラウド」に代表されるクラウド会計ソフトの導入です。
クラウド会計とは、インターネット上で銀行口座やクレジットカード、POSレジなどのデータを自動的に連携させ、AIが自動で仕訳(帳簿づけ)を行う仕組みのことです。
【具体例】札幌市内の飲食店のケース
例えば、札幌駅周辺や大通、すすきの地区でカフェや居酒屋を多店舗展開、あるいは新規開業した経営者 Aさんの事例を見てみましょう。
- これまでのアナログ経理:
毎日、営業終了後にレジの売上データを手書きで日報にまとめ、食材の仕入れ(中央卸売市場などからの請求書)や、店舗の光熱費の領収書を毎月段ボールに詰め込んで、月末に徹夜で会計ソフトに入力していました。 - クラウド会計(freee / マネーフォワード)導入後:
店舗のPOSレジ(Airレジやスマレジなど)とクラウド会計を連携。毎日の売上データは夜間に自動で会計ソフトへ同期されます。さらに、仕入れ決済用のクレジットカードや、北洋銀行・北海道銀行などのビジネス口座とも連動させているため、通帳の記帳や手入力の手間が「9割削減」されました。社長のAさんは、スマホでいつでも各店舗のリアルタイムな利益を把握できるようになり、新メニューの開発や店舗展開の計画に時間を割けるようになりました。
このように、クラウド会計を正しく導入すれば、経理担当者がいなくても、驚くほどスムーズにバックオフィスが回転し始めます。
※クラウド会計の初期設定や、自社に最適なソフトの選び方に悩んでいる方は、こちらの関連記事も参考にしてください。
関連記事: 「その他効率化」の記事一覧 – 関口達也税理士事務所
3. 「自力でクラウド会計」の落とし穴と、札幌の税理士選び
「それなら、税理士に頼まなくても、自分一人でfreeeやマネーフォワードを使えば完璧じゃないか」と思われるかもしれません。しかし、ここにもう一つの大きな落とし穴があります。
クラウド会計は非常に便利なツールですが、「最初の初期設定(勘定科目の紐付けや銀行連携)」を間違えると、間違ったデータが自動で大量に量産されてしまうというデメリットがあります。
さらに、北海道ならではの「燃料費(暖房用の灯油代やガス代)」の勘定科目処理や、車両運搬具(冬道の移動に必須な4WD車など)の減価償却、あるいは「法人化(法人成り)」した際の特有の税務手続きなどは、やはり専門的な税法知識が不可欠です。
せっかく効率化のために導入したツールも、決算直前になって「数字がぐちゃぐちゃで合わない」ということになれば、結局修正に膨大な時間がかかり、最悪の場合は税務調査で「売上の計上時期がズレている」「経費の対象にならない」と指摘され、追徴課税を課される原因になってしまいます。
だからこそ、経理担当者がいない会社の最終的な最適解は、「クラウド会計の導入に強い税理士に、税務顧問を依頼すること」なのです。
札幌市内には数多くの税理士事務所がありますが、いまだに「紙の領収書を郵送してください」「通帳のコピーを取ってきてください」というアナログな対応しかできない古い事務所も少なくありません。経理の効率化と本業への集中を目指すなら、「札幌 freee 税理士」「札幌 マネーフォワード 税理士」「札幌 IT 税理士」といったキーワードで実績のある、クラウド特化型のパートナーを選ぶことが極めて重要です。
※もし、現在の税理士がアナログでレスポンスが遅い、クラウド会計に対応してくれないとお悩みの方は、税理士を変更することで劇的に業務が改善します。具体的なステップは下記をご覧ください。
関連記事: 税理士変更 | 札幌の関口達也税理士事務所
4. 会社設立・法人化と「合法的な節税」を同時に実現する
個人事業主としてビジネスが軌道に乗ってくると、次に考えるのが「会社設立(法人化・法人成り)」です。
「法人化すると税金が安くなる」と聞いたことはあっても、具体的にいつ、どのような手続きを踏めばいいのか判断するのは難しいものです。一般的には、年間の課税所得が一定ラインを超えたタイミングが法人成りの目安と言われますが、役員報酬の設定や、消費税の免税期間の活用(インボイス制度を考慮した戦略)など、事前のシミュレーションによって手元に残るキャッシュは数百万円単位で変わってきます。
また、札幌市や北海道で起業・会社設立をする場合、地域特有の補助金や助成金(創業補助金など)の存在も見逃せません。これらの支援制度は、会社を設立する「前」に申請しなければ受給できないケースがほとんどです。
経理担当者がいない中で、これらの複雑な設立登記手続き、税務署への各種届出、さらには補助金の申請書類作成まで社長が一人でこなすのは、物理的に不可能です。
当事務所では、年間50件以上の創業融資・会社設立支援の実績があり、札幌市独自の起業家向け支援内容にも精通しています。単に書類を作るだけでなく、会社設立の初期段階からクラウド会計を組み込み、経理担当者がいなくても回る「最速のバックオフィス体制」を御社と一緒に構築します。
※札幌エリアで会社設立を考えている方や、使える補助金について詳しく知りたい方は、こちらの解説記事が非常に役立ちます。
関連記事: 札幌で会社設立と創業補助金 – 関口達也税理士事務所
また、会社経営を進める上で避けて通れないのが、法改正や社会保険制度の変更への対応です。例えば、パートスタッフを雇用する際の社会保険の適用拡大など、最新のルールを把握していないと、思わぬ労務コストの増加に繋がります。当事務所では税理士業務だけでなく、社労士業務のサポートも一体となって対応できる体制を整えています。
※法改正に伴う労務・社会保険の注意点については、下記の記事でわかりやすく解説しています。
関連記事: 社会保険適用拡大(パート)|札幌の関口達也税理士事務所
まとめ:経理を仕組み化し、社長は「本業」に100%集中しよう
経理担当者がいない会社における最適解をまとめます。
- 高額な人件費をかけて「人」を雇うのではなく、クラウド会計という「仕組み」を入れる
- freeeやマネーフォワードなどのITツールを駆使し、日々の入出金入力を徹底的に自動化する
- クラウド会計に強い札幌の税理士をパートナーにし、初期設定、月次の数字チェック、決算・節税対策、税務調査対策までを丸投げする
この3ステップを実践することで、社長は面倒な事務作業から完全に解放され、売上を伸ばすための営業活動や、スタッフの採用・育成、新規事業の立ち上げといった「本当に社長がやるべき仕事」に100%のエネルギーを注ぐことができるようになります。
関口達也税理士事務所では、面談は100%経験豊富な税理士が直接担当し、チャットツール等を用いた圧倒的なスピード対応で、札幌の起業家・経営者の皆様をサポートしています。クラウド会計の導入支援はもちろん、法人化のシミュレーション、合法的な節税提案、そして開業以来「追徴課税ゼロ」を継続している確かなノウハウで、税務調査対策も万全です。
経理や税務の不安を無くし、会社を次のステージへ成長させたい方は、ぜひ一度当事務所のトップページをご覧いただき、お気軽にお問い合わせフォームまたは公式LINEよりご相談ください。
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